詳細検索で戸田市内スポットを絞り込み!

「耳で焙煎するコーヒー」体験レポート。春分の日に「さぼり場」で開催!

「耳で焙煎するコーヒー」体験レポート。春分の日に「さぼり場」で開催!

「耳で焙煎するコーヒー」体験会

春分の日に戸田公園駅前にあるさぼり場で開催された「耳で焙煎するコーヒー」体験会。「耳で焙煎するコーヒー」は、上尾市にある福祉作業所(NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズ)による取り組みだ。焙煎はコーヒーの生豆を加熱していく作業のことだが、その工程内での調整を「目」ではなく豆のはじける音を「耳」で判断しているのだという。

体験会は11:00から14:00までの時間帯を5回に分けて開催され、8名が参加した。NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズさんにとっても、初めての焙煎ワークショップとのこと、今後も展開されるかもしれませんので、検索からご覧頂いている方、ぜひ、参考までにご覧ください♪

  • タップ(クリック)すると拡大してご覧になれます

コーヒー焙煎ワークショップの流れ

当初、後方からしゅれっと体験会の雰囲気を撮らせて頂く段取りでしたが、急きょ参加させて頂きました。毎日のように飲んでいる珈琲、ただ、その手前の工程を考えることはありませんでした。とても貴重な体験となりました。

  • タップ(クリック)すると拡大してご覧になれます

流れ

STEP

Start

  • 生豆の説明
  • 振り方の練習
コーヒー豆(ペルー)
ごまを煎る器具

今回、ハゼる音が聴こえやすいというペルー(珈琲豆)を使用すること、本来であれば、手回し式の器具等を使用したりするが、(体験会という事業所外で行う状況から)ごまを煎る器具を使用すること、分量、振り方、火からの高さ等の説明を受けます。見本を見せて頂いたときの印象として、シャカシャカふるポップコーン(?)の数倍は勢いがありそう。

STEP

火入れ1(弱火)

  • 豆に火を通し始める

短いようで長い3分‥、普段使わない筋肉からシグナルが届き始めます。火からの距離を意識しながら、横に振ったり、回したり、傾けたり。これは大変。疲れたら交代してもらえることになっていましたが、限られた時間の貴重な体験、頑張り抜きましょう♪

STEP

火入れ2(中火) 

  • 豆にこげ色が付き始め香りもし始める

次は更に手に勢いをつけて8分とのこと。さすがに途中で利き手じゃない手にバトンタッチ。ずっと見続けていると気付きずらいですが、少しずつ少しずつ、豆の色も変わっていきました。

STEP

仕上げ(強火) 

  • 「ハゼ音(1回目)」がし始める
  • 一旦ハゼる音が静かになり、
  • またハゼ始める

次第にパチパチ音がし始め、途中からその音も変わり始めました。普通の花火と線香花火くらいの音の差を感じました。

STEP

焙煎終了 

美味しくなったタイミングでヒヤリングマスターから終了の合図をもらって終了、うちわで冷まして終了です。

STEP

パッケージング 

商品

お疲れ様でした!と思ったのですが、まだ工程がありました。
スタッフの方が行う次の作業も体験します。

焙煎した豆から淹れた1杯分のコーヒーははその場で美味しく頂きつつ、もう1杯分を持ち帰り用にパッケージします。豆のまま持ち帰るか、挽いて持ち帰るか、ドリップコーヒー用のフィルターに入れて持ち帰るかを選びます。2杯目分の珈琲豆をミルに入れて粉砕し、ドリップコーヒー用のフィルターに入れてシーラーで封をし、外袋に入れて再度封をするところまでを体験して無事終了です!

焙煎後、淹れていただきます。
中央はお土産。右は体験で焙煎と袋詰めしたもの。

NPO法人みのり 領家グリーンゲイブルズさんについて

体験会主催の皆さん

  • 音を聞く係
    生田 健人さん/山仲 聡彰さん/沢田 恵美さん
  • コーヒーを淹れる係
    渡邊 美恵子さん/岸井 和也さん
  • 支援員
    栗田 誠さん/大谷 章江さん
  • 主任
    大金 智和さん
  • 施設長
    加藤木 貢児さん
  • ePARA
    加藤 大貴さん

公式サイト

「僕らは耳で焙煎する。」は公式オンラインショップでもお買い求めいただけます。体験会告知の際は気付きませんでしたが、パッケージに貼られたシールには点字も打ってあります。

お問い合わせ

株式会社ePARA公式サイト内、お問い合わせフォームをご利用ください。